資料ダウンロードはこちら お問い合わせはこちら

新規事業の営業設計とは?迷走しないための整理法

公開日:2026/03/16

エナメディア編集部

エナメディア編集部

※本記事は新規事業開発に関する情報をまとめたものであり、弊社のコンサルティングにおいて必ずしも同様の内容をご提案するとは限りません。あくまで参考情報の一つとしてご覧ください。

この記事のポイント

・新規事業では営業活動を始める前に「営業設計」を整理することで、迷走を防ぎやすくなる

・本記事では、新規事業担当者が営業の方向性を整理するための基本的な考え方を解説する

新規事業の営業がうまく進まないとき、多くの担当者は「営業のやり方」に答えを求めます。

どんな資料を作るべきか、どんな営業トークを使えばよいのか、どのようにアポイントを増やすべきか。

しかし実際には、方法論よりも先に整理すべきことがあります。それが営業設計です。

営業活動は思いつきで始めると、担当者個人の試行錯誤に依存しやすくなります。

その結果、活動は増えているのに成果の理由が分からない状態になりがちです。

営業は「とにかく動くもの」ではなく、「方向性を設計してから動くもの」です。

この視点を持つことで、営業活動は単なる作業ではなく、仮説検証のプロセスとして機能し始めます。

本記事では、新規事業担当者が迷走しないための営業設計の考え方を整理します。

営業設計とは何を決めることなのか

営業設計という言葉を聞くと、営業資料や営業フローの整備をイメージする方もいるかもしれません。

しかし本質はもう少し手前にあります。

営業設計とは、営業活動の前提を整理することです。

具体的には、次のような要素が含まれます。

・誰に対して営業するのか
・どの課題を解決するのか
・どの価値を伝えるのか

この前提が曖昧なまま営業を始めると、商談の内容が毎回変わり、検証が進みません。

営業設計とは、営業活動を再現可能な形にするための土台と言えます。

なぜ営業設計が必要なのか

新規事業では、正解がまだ存在していません。

そのため営業の現場では、多くの仮説が試されます。

しかし前提が整理されていないまま活動を始めると、どの仮説を試しているのかが曖昧になります。

例えば、ある商談で反応が良かったとしても、それがターゲットの問題なのか、提案内容の問題なのか、タイミングの問題なのかが分からなくなります。

営業設計の役割は、営業活動を「検証できる状態」にすることです。

どの仮説を試しているのかが明確であれば、結果が良くても悪くても学びが得られます。

営業設計で整理しておきたい3つの視点

営業設計を進める際に、特に重要になる視点があります。

初期段階では、次の3つを整理しておくことが有効です。

・ターゲットとなる顧客像
・顧客が抱えている課題
・提供する価値の仮説

この3点が揃うことで、営業活動の軸が見えてきます。

ここが整理されていれば、商談の反応をもとに仮説を修正することも容易になります。

営業設計がないと何が起きるのか

営業設計を行わずに活動を始めると、担当者の努力やセンスに依存した営業になりがちです。

個々の商談は成立しても、なぜ成功したのかが分からないため、再現性が生まれません。

また、営業活動の目的が曖昧になると、社内での共有や意思決定も難しくなります。

営業の進捗が数字だけで語られるようになり、活動の意味が見えにくくなることもあります。

営業設計があると、営業活動は「個人の経験」から「組織の学び」へ変わります。

この違いが、新規事業の成長スピードに大きく影響します。

営業設計は一度決めて終わりではない

営業設計は、最初に作れば完成するものではありません。

新規事業では、市場の反応を見ながら前提を更新していく必要があります。

最初に設定したターゲットが必ずしも正しいとは限りませんし、価値の伝え方も改善が必要になることがあります。

そのため営業設計は、営業活動と並行して更新されるものです。

営業を進めながら仮説を修正し、設計をアップデートしていく。

この循環があることで、新規事業の営業は少しずつ精度を高めていきます。

まとめ:営業設計が営業の迷走を防ぐ

新規事業の営業が迷走するとき、その多くは行動不足ではなく設計不足に原因があります。営業活動を始める前に、誰に何をどのように伝えるのかという前提を整理することで、営業は検証として機能し始めます。

営業設計は、活動を止めるためのものではなく、前に進めるための準備と言えるでしょう。

エナジャイズでは、新規事業担当者が営業の方向性を整理し、活動を前に進めるための支援を行っています。

営業設計の考え方や進め方に迷われた際は、ぜひお気軽にご相談ください。

エナジャイズでは、新規事業担当者が検証フェーズに合わせて事業計画書を整理し、

経営層との意思決定をスムーズに進めるための支援を行っています。

進め方や計画書の扱い方に悩まれた際は、ぜひお気軽にご相談ください。

60分無料カウンセリングを承ります!

こんな方はぜひお気軽にご相談ください!

顧客ニーズの汲み取り方がわからない

顧客検証の方法がわからない、手が回らない

アポが取れない、営業に苦手意識がある

私が対応します!

株式会社エナジャイズ代表取締役岡崎 史

プロフィール 大学卒業後、大手飲料グループを経て、40事業を超える新規事業の立ち上げを経験。その経験を活かし、2022年、PMFと顧客開拓を同時に実現する『PMFプログラム』を開発。
徹底的に顧客視点に立つ独自の手法で、年間2,000社の新規商談を生み出すなど新規事業推進のスペシャリスト。
大企業を中心に伴走支援、研修、講演等実績多数。

PMFプログラム

プロダクトが完成しても、すぐに売れる状態とは限りません。
エナジャイズのPMFプログラムは、顧客ヒアリング・MVP改善・提案プロセス構築・テストセールスなどを通じ、営業の勝ち筋をつくる“売れる状態”を体系的に構築します。
PMF未達のまま営業を増やす“水漏れ状態”を解消し、再現性ある営業モデルへ進化。
事業をスケール可能な状態に導きます。

PMFサーベイ

自社プロダクトがどの程度市場に合っているのかを可視化するのがPMFサーベイです。
エナジャイズがターゲット企業へのアポイント・商談を代行し、顧客の声を独自手法で収集・分析。
PMF達成度をスコア化し、強み・課題・改善ポイントを明確化します。
現在地を正しく把握することで、最短でPMF達成・事業収益化へ向かうための打ち手が明確になります。

新規事業研修・人材育成

新規事業の成功は「人材の質」に大きく左右されます。
エナジャイズの研修は、知識習得だけでなく“顧客理解を軸に意思決定できる人材”を育てる実践型プログラムです。
課題発見力、仮説検証力、事業推進力を体系的に習得し、組織全体の新規事業推進力を底上げします。
アイデアを価値へと変える人材を育成し、企業のイノベーションを加速させます。

PoCパートナー開拓

PoCの成果を左右するのは「誰と組むか」です。
しかし、パートナー候補の選定やアプローチ、交渉には多大な工数がかかります。
エナジャイズは、PoCの目的設計から最適パートナーの選定、商談・交渉まで一連のプロセスを代行・伴走。
BtoB新規事業に特化した知見で、単発の実証に終わらない“事業化につながるPoC”の実現をサポートします。

ビジネスモデリング

技術起点の事業は強みを活かしやすい一方、プロダクトアウトになりやすい課題があります。
エナジャイズは、技術の価値を正しく市場に接続するために顧客検証を基盤としたビジネスモデリングを実施。
顧客課題の構造化、価値仮説の整理、提供価値の再設計を通じ、技術の可能性を“売れる事業”へと昇華します。成功確度の高い事業企画を構築します。

顧客検証

新規事業の多くが失敗する要因は、顧客理解の不足です。
エナジャイズでは、仮説設計から質問設計、ターゲット開拓、インタビュー実施、分析までを一気通貫で支援します。
単なるヒアリングではなく、洞察を得て次の打ち手に落とし込む“実践的な顧客検証”を実施。
生きた顧客の声を基に、事業の方向性を確実に見定め、成功確度の高い事業開発を実現します。

エナジャイズとは?